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真似するだけでOK!効果的な求人票を書く11個のポイント

2022-10-14

こんにちは、フネコネ運営の田中です。

「ホームページ、SNS、求人掲載サイト、いろんな場所で求人募集をしているのに応募がこない……」と悩んでいませんか?

今回の記事は、効果的な求人票の作り方について具体的にまとめました。

この記事は以下のような人におすすめです!

・求人票の作り方のコツを知りたい。
・求人担当になったばかりで求人票の書き方がよくわからない。
・求人票を改善したいがどう書けばいいかわからない。
・求人の応募が来ない。

求人票の改善は時間や人材のコストがほとんどかかりません!

今すぐ実践できるよう、具体例をまとめましたのでそのまま真似するだけです!

それでは、どうぞ!

求人票を作るうえで最も大切なこと

最初に求人票を作るうえで、大切なことがあるのでお伝えさせてください。

できるだけ詳しく、ありのままに書くこと

求職者は「入社後の自分をよりイメージできる求人」に集まります。

求人票は情報量が多く、より詳しいものであるべきなのです。

あたりまえのことだと思われるかもしれませんが様々な企業様の求人票を比べるとその情報の量と質にはかなりの差があります。

ですからほんの少しの改善で他の企業と差をつける求人票ができるのです。

いい求人票は求職者目線で書かれてます。

求人票に最低限書かなければならないこと

ハローワーク、求人掲載サイト、ホームページ、SNS、求人票を掲載する場所は様々でありそのフォーマットも一様ではありません。それは求人票を作る際に「何をどこまで書けばいいのか?」と悩んでしまう原因のひとつではないでしょうか?

実は求人票に最低限記載しなければならない労働条件は厚生労働省の職業安定法で明確に定められています。

最低限明記しなければならない労働条件

  ①業務内容

  ➁契約期間

  ③試用期間

  ④就業時間

  ⑤休憩時間

  ⑥休日

  ⑦時間外労働

  ⑧賃金

  ⑨加入保険

  ⑩募集者の氏名または名称

  ⑪(派遣労働者として雇用する場合の雇用形態)

以上、11項目が最低限記載しなければならない労働条件です。

貴社の求人票はすべて記載できているでしょうか?

まずはこの11項目を設定することから始めましょう!

真似するだけでOK!効果的な求人票の書き方例

最低限明記しなければならない労働条件の項目を用意したら次のポイントはそれぞれの項目の書き方です。

例えば賃金の項目を書くとします。2つのパターンを見てみましょう。

・パターンA

月給200,000経験、能力等を考慮し対応いたします。

・・・・・・

・バターンB

月収200,000円~600,000円

+各種手当+固定残業代35,000円(月20時間相当を含む。20時間を超える残業代は追加で支給)

経験、能力等を考慮し、対応いたします。

【月収例】

(入社1年目)

月収250,000円

月給200,000円+通勤手当15,000円+固定残業代35,000円(20時間)

(入社5年目)

月収390,000円

月給270,000円+通勤手当15,000円+住宅手当10,000円+家族手当15,000円+固定残業代35,000円(20時間)

どちらも賃金について記載していますが、求職者にとって「就職・転職後の自分をよりイメージできる」求人はパターンBでしょう。

このようにできるだけ詳しく、ありのままに書くというシンプルな方法で求人票の質はぐんとアップします。

それでは、最低限明記しなければならない労働条件を基本に、各項目の具体的な書き方例をみていきましょう!

業務内容

業務内容は求人において最も重要な項目です。どんな仕事か求職者にとって入社後の自分をよりイメージできるよう詳しく分かりやすく書きましょう。新人研修などの教育制度の説明も入れることで、求職者に「自分でもできそう、やってみたい」と印象付けられます。

業務内容

Before

船舶設計(船体部配管設計)をお任せいたします。

・・・・・・・

After

当社は船体部配管設計を営んでおります。CADシステムなどを使って船の荷役と居住区に関係した配管設計を行い、仕様書・系統図などに従い設計作業を進めます。

《主な業務の概要》

・2D-CADによる設計

・3D-CADによる提示

・配管に関する鉄艤装設計

★未経験者には新人研修を行っています!

未経験者には、既に完成している2D図面を3D化して、パズルのように組み立てながら装置図を覚えていく方法で指導しています。また、船のイメージがなかなか出来ないという人のために、地元造船所に現場見学も実施しています。

契約期間

契約期間は求人によって有期雇用契約と無期雇用契約に分かれます。一般的に正社員は無期雇用契約により雇用期間の定めがありません(一部有期雇用の場合もあり)。求人票にはしっかり記載しましょう。

契約期間

雇用期間:雇用期間の定めなし

試用期間

試用期間は有無に関わらず必ず記載してください。有りの場合は期間の長さの明記も忘れずに。

試用期間

試用期間:有り(入社後3ヶ月)

就業時間・休憩時間

就業時間とは「業務を開始する時間から終了する時間まで」を指します。就業時間から休憩時間を引いた労働時間も併せて記載すると丁寧な求人の印象になります。

就業時間・休憩時間

Before

1日8時間

・・・・・・・

After

8:30~17:30(労働時間8時間)

休憩:60分

休日

週休二日制や完全週休二日制など専門用語を使う場合、定義通りの正しい表記をしましょう。また併せて夏季休暇や年末年始休暇などあれば休暇も表記します。具体的な日数を書く、産休や育休の場合取得実績を書くなどして正確にアピールしましょう。

休日

Before

土、日、祝(週休二日制)

GW、夏季、年末年始、有給休暇

 ・・・・・・・

After

土、日(完全週休二日制)

祝日は社内カレンダーによる

 

GW休暇(4日:2022年度実績)

夏季休暇(5日:2022年度実績)

年末年始休暇(4日:2022年度実績)

有給休暇(6か月経過後10日・取得率90%以上)

産後休暇(取得実績あり)

 

年間休日:115日

時間外労働

時間外労働の有無と月平均時間を記載します。雇用後のトラブルを避けるため正確な記載をしましょう。また36協定の特別条項の有無についても明記してください。

時間外労働

時間外労働:あり

月平均時間:20時間

36協定の特別条項:なし

賃金

業務内容と並んで求職者の関心が高い項目です。求人票で最も工夫できる項目と言っていいでしょう。月給だけでなく手当などを含んだ月収を詳しく記載すると月給だけ記載するより高い印象を与えることができます。入社1年目と入社5年目程度の月収例を提示することで求職者が「入社後の自分をよりイメージできる」ようになります。

賃金

Before

月給200,000円~600,000円

経験、能力等を考慮いたします。

 ・・・・・・

After

月収200,000円~600,000円

+各種手当+固定残業代35,000円(月20時間相当を含む。20時間を超える残業代は追加で支給)

経験、能力等を考慮し、対応いたします。

 

 【月収例】

(入社1年目)

月収250,000円

月給200,000円+通勤手当15,000円+固定残業代35,000円(20時間)

 (入社6年目)

月収390,000円

月給270,000円+通勤手当15,000円+住宅手当10,000円+家族手当15,000円+固定残業代35,000円(20時間)

注意:固定残業代を賃金に含める場合には①固定残業代を除いた基本給の額②固定残業代に関する労働時間数と金額等の計算方法③固定残業時間を超える時間外労働、休日労働および深夜労働に対して割増賃金を追加で払う旨を明示することが厚生労働省に定められています。

加入保険

社会保険は大きくわけて「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」「労災保険」「雇用保険」の5つに分けられます。このうち健康保険、厚生年金保険、労災保険、雇用保険4つの社会保険すべてに加入できる場合、社会保険完備と記載できます。社会保険は安心して働ける会社であることの証明になるため必ず明記しましょう。

加入保険

社会保険完備

その他の加入保険:介護保険、退職金制度あり(3年以上勤務)

募集者の氏名または名称

貴社の正式名称を記載するだけでOKです。

募集者の氏名または名称

株式会社○○設計

(派遣労働者として雇用する場合の雇用形態)

求人の雇用形態が派遣労働者の場合は必ず記載してください。

(派遣労働者として雇用する場合の雇用形態)

雇用形態:派遣労働者

まとめ

今回の記事では効果的な求人の書き方について紹介しました。

大切なのはできるだけ詳しく、ありのままに書くことです。

求職者目線に立った、効果的な求人で応募を増やしていきましょう!

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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