濵田海運株式会社は北九州市で港湾工事及び海運業を行っている会社です。昭和54年から、地域はもとより、国内の港や離島での護岸工事、復興事業でのインフラ整備などに携わってまいりました。

コンパクトな船の形状を生かし、間口が狭い漁港など場所を選ばず工事が行えるのが私達の強みです。現在はより機動力をあげるために所有船舶を改良し、お客様の多様なニーズにより的確にお応えできるよう取り組んでいます。

濵田海運株式会社は、次の事業を展開しています。

今回は「港湾土木工事」についてご紹介します！

港湾土木工事では自然災害から町をまもるための護岸工事、防波堤の設置や被覆ブロック据付、そして大型船が港に停泊できるよう海底の土砂を掘るなどの工事を主に行います。

海上・そして海中での作業は天候の影響を大きく受けるので、滞りなく工事を進めるためには最新の注意、入念な事前調査、そして迅速丁寧な作業が不可欠になります。

当社が所有する第一光洋号は、船体が比較的小さいことから大きい船では工事が困難な間口の狭い漁港や浅い海など、様々な地形に対応しているのが一番のメリットです。

現在はより機動力を増すように改良を行っており、よりいっそうかゆいところに手が届くサービスをお届けできるようになります。

この工事では新門司南地区の恒見漁港拡張のための物揚げ場岸壁の基礎部分となる基礎捨石及び張石工、そして本体ブロックの据付工で既設の岸壁からの足掛かりとなる重要な部分を担う工事でした。

使用するブロックが約70tと大型のため慎重に工事を行う必要があり、また、出来上がりの精度が要求される難しい工事でしたが、様々な工夫と綿密な打合せにより無事に工事を終えることができ、今回も北九州市より工事優秀表彰を頂きました。

北九州市発注工事の災害にて壊れた防波堤の復旧工事を行いました。この防波堤は若松区の安瀬工業地帯に高潮などの影響を抑えるため設けられているもので、重要な役割を担っている防波堤であるため早期復旧する必要がありました。

壊れたブロック等の作り直しや護岸張石等の復旧を台風が来る前に一旦終了し、再制作したブロックを台風が通過した後に早急に据付を行い工事全体が完了しました。本工事は当社の自社船での施工ができとてもスムーズに工事が行えました。

北九州市発注工事の護岸防護柵の改修及び取替工事を行いました、この工事では和布刈公園内のノーフォーク広場から関門橋手前までの遊歩道の転落防止柵及びパラペット塗装塗り替えなどを行いました。

観光客の方や地元の方からも綺麗になったと嬉しいお声をかけて頂き、北九州市からも工事優秀表彰を頂きました。これからも、地域に貢献できる仕事をモットーとして頑張ります。