有限会社志津川造船鉄工所は、1950年に設立された、宮城県の鉄工所です。

北洋大型木造船を造っていた初代からチリ地震津波・東日本大震災を含む幾多の困難を超えて代々つくりあげられ受け継がれてきた社風「真面目さ・ていねいさ」が志津川造船鉄工所の誇りです。

有限会社志津川造船鉄工所は、FRP船の製造修理を事業としています。

今までの造船実績を一部ご紹介します！

第二十四 清洋丸は、令和5年に竣工された総トン数12トンの銀鮭養殖船です。

第十五 新勝丸は、令和4年度に竣工された総トン数6.6トンの漁船です。

第八六八 光祥丸は、令和4年に竣工された総トン数9.1トンのカンパチ養殖船です。

船主によって、事業の形態や漁業の細かな手法、さらには体格や身長も様々。そうしたお客様の状況やご要望に応じて、新造船・メンテナンスなど全ての仕事がフルオーダーメイドです。

漁船はまさに“海に浮かぶ家”。お客様と何度も何度も相談を重ね、想いやこだわりを余すことなく伺い、世界に１台の“ロマン叶える船造り”を目指しています。

宮城県内でも随一を誇る設備や実績、そして高い技術力に加え、創業当時から70年近くつづく“誠実さ”が当社の最大の強みです。地域の方々から高い評価をいただき、たくさんの仕事をいただいて来ました。

船は船主にとって、仕事のパートナーであり、命をあずけるものであり、また決して安い買い物ではありません。私たちの造った船が30年以上もの長い間愛され使っていただけることに感謝の気持ちを忘れず、これからもていねいな仕事を心がけていきます。

ていねいに設計通りの船を仕上げることはもちろん、1日でも早く完成品をお届けするためには、数少ない従業員全員が共通意識を持ち、また1人1人が自信で考え行動する力を養って行かなければいけないと考えています。

これからも地域の漁業を支え船主の要望に答えていくために、若手の雇用や教育にも力を入れています。また経営者自ら他社造船所へ修行に赴き、技術の向上や社内環境の改善にも取り組んでいます。