株式会社ニシエフは経営理念を次のように定めています。

株式会社ニシエフでは次の4つの事業を展開しています。

事業について紹介します！

実績に裏付けられた造船技術と進化する複合材料GFRPを用いて、造船から改造修理保守まで、一隻一隻にニシエフ流のこだわりを注ぎ込んでいます。

基本設計から水槽試験、着工から引渡しまでワンストップで提供できることが当社の強みです。

40年以上の実績と経験＋安全への飽くなき挑戦、ニシエフは救命艇だけでなく救命設備メーカーとして、船舶の安全航海に貢献しています。

産・官・学が一体となり研究・開発した純国産初のフリーフォールライフボートです。
世界トップレベルの降下高さ30.5mを実現しています。

救命艇グラビティは、吊り索および降下用のウインチを使用した進水装置です。格納位置で全乗組員が乗り込み、救命艇内より遠隔操作にて救命艇の振り出し・降下・着水を行うことが出来ます。

過酷な条件下で要求される性能、確実な作業性を提供することは、ニシエフの使命です。

特殊な状況の下、要求される性能を、発揮できる状態に保つ事がメーカーとしての使命です。

ニシエフは安全を強く要求される現場に、対応した高機能艇の納入を実現しています。

厳しい条件下で鍛えられた漁船建造技術の蓄積から生まれる製品は、カスタムメイドだけでない工夫と知恵が凝縮されています。次にくること、 ニシエフだから出来ることがあります。

これらに象徴されるニシエフ造船技術は、国内で最も歴史のあるニシエフの経験から生まれたものです。顧客要求を理解するために、入念な設計打ち合わせを重ねて、起工式を迎えます。

水槽試験による抵抗推進性能試験や耐波性能試験など行い、最適船型を研究することもあります。昔ながらの手作業による製作はローテクではなく、むしろ一歩先を切り開く技術でもあるのです。

ニシエフは、「和＝チームワーク」を継承する、原図作業から木型製作に始まり、手積み成形を経て、船の心臓部の製作まで、一つ一つ手作りを重ねていきます。関連する機関艤装や電気艤装、内装工事や鉄工工事なども同じで、文字通り、人と人とのラミネーションによって、船は完成していくのです。

ベテランも若い社員も一緒になって最終目標まで心をひとつにすること、ものづくりの基本骨格とも言える作業のラミネーション もちろん、新しい成形法や成形機械を導入し、熱硬化ＦＲＰだけではなく、熱可塑ＦＲＰへも、ニシエフのドメイン（事業領域）は際限はありません。

ニシエフでは、引渡した製品に対しても、深い愛着をもって取り組みます。 引渡した時は、船舶において長いお付き合いが始まる瞬間でもあるのです。 特殊艇や救命艇も同様で、日本近海、世界中を航行するのですから、 納品後の保守・メンテナンスについても技術的なフォローと場合によっては当社社員が 出向いて、点検する場合もあります。

船舶も救命艇、特殊艇も緊急対応が要求されることもあり、作業を夜を徹して行う場面も あります。エンジニアーの気持ちを支えるのは、メーカーとしてのプライドと安全に対する責任感 に他なりません。ニシエフに頼んでよかったよ・・・と言って頂けるように、ニシエフは最善の努力を 続けていきます。

ニシエフは、世界基準の安全性を誇るFRP造船所として日々技術の改良向上に努めています。 国内で大型FRP船を建造する造船所が少なくなり、実績の有無で更なる大きさへの取組みが 許される制度の中では、私たち自身が、技術の先端を歩むという自覚を持たなければなりません。

 救命艇の開発過程においても、当社は国際基準にはない、人命安全確保という研究を重ね、 医学的評価を加えて、独自の安全装置を開発し実証してきました。国際規則以上のものを研究開発すること（世界基準の安全）は、 ニシエフの開発マインドが、更なる困難に立ち向かう勇気を 与えることにつながるのです。