【企業紹介】株式会社湘洋エンジニアリング|カテゴリー メーカー
この記事は、株式会社湘洋エンジニアリング様のwebサイト(https://www.shoyo-e.co.jp/)から内容を引用して作成しています。
【おしらせ】
株式会社湘洋エンジニアリングは、船舶用計測機器である軸馬力計、軸スラスト荷重計、および燃焼圧力モニターの開発、製造を事業とする神奈川県の企業です。
今回は「株式会社湘洋エンジニアリング」を紹介します。
船舶の安全を守る計測技術のエキスパートです🙌✨
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企業の取り組み
企業について
株式会社湘洋エンジニアリングについて簡単に教えてください。
株式会社湘洋エンジニアリングは1976年の設立以来、船舶用計測機器の専門メーカーとして歩んでまいりました。会社設立当初から、軸馬力計の開発、製造に取り組み、精度・耐久性に優れた製品を適正な価格でお客様にお届けできるよう研鑽を重ねてきました。お陰様で現在も当社の主力製品として、多くの船舶で採用されています。
また、「連続使用が可能な筒内圧力センサー」の開発にも成功し、これまで限定された条件下でしか行えなかったエンジン燃焼圧力の監視を過酷な条件下においても常時監視を可能にしました。これからも計測機器の専門メーカーとして計測精度、安全性を常に追求し、お客様に満足いただける製品をご提供し続けるよう日々精進してまいります。
製品について
株式会社湘洋エンジニアリングの製品について教えてください。
株式会社湘洋エンジニアリングの製品は大きく分けて次の3つがあります。
株式会社湘洋エンジニアリングの製品
・軸馬力計
・軸スラスト二重計
・燃料圧力モニター
それぞれの製品について紹介します!
軸馬力計
軸馬力計とは
軸馬力計とは、回転する軸のねじれを測定することで、エンジンからプロペラー(船舶の場合)に供給される伝達馬力を計測する計器です。主機出力の計測方法には、FO Load Indicatorや過給機回転数、掃気圧、燃料消費率から求める方法がありますが、主機馬力を直接計測できる軸馬力計が最も効率的です。
軸馬力計を搭載することにより、馬力を基準として船舶の運航状況や主機関の運転状況の正確な把握ができ、船舶の安全性が高まります。また、軸馬力計のデータをもとに最適運航スケジュールの設定をすることで、燃料消費を削減でき船舶の経済性を高めることができます。
SEC軸馬力計
〈金属膜振動検出方式〉
張力の変化に比例して振動周波数も変化することを利用して軸トルクを検出する方式
SEC軸馬力計は張力の変化に比例して振動周波数が変化することを利用して軸トルクを検出する方式です。軸に装備された検出リング間に2本のセンサーを取付け、センサー内部に張られた金属膜が軸の捩りにより支点間距離が変化することで膜張力が変化し膜の固有振動数に反映されます。張力の変化に比例して振動周波数が変化することを利用して軸トルクを検出する方式です。
軸馬力計機器構成
SEC軸馬力計の機器は中間軸に取り付ける検出リング、および馬力センサーの金属膜を振動させ、そのセンサー信号を送受信するための電源を供給する電磁誘導ユニット、そして軸馬力計検出部より送信される回転信号及びセンサー周波数信号から馬力、トルクを演算処理し、表示するデータ処理表示ユニットで構成されます。SEC軸馬力計は就航船への取付も可能です。就航船の場合は、寄港地での取付も対応しております。
軸スラスト荷重計
軸スラスト重荷計とは
軸スラスト荷重計はプロペラ推進による軸の圧縮(縦)歪みを測定します。
軸馬力計でのトルクと合わせて計測することによって、推進性能を正確に把握することができ、推進性能に変化があった場合、その要因が船体抵抗が増大しているためなのか、プロペラ効率の低下なのかを切り分けて評価することが可能となります。
軸馬力計、軸スラスト荷重計と合わせて装備することにより、メンテナンスのタイミングを計ることができ、メンテナンス費用の軽減のみならず、プロペラ効率を常にモニタリングすることで燃費削減することが可能となります。
SEC軸スラスト荷重計
軸の圧縮歪は極めて微少なため、SEC 軸スラスト荷重計は最小分解能0.025ミクロンの超高感度変位センサーにより検出します。またSEC軸馬力計で得られたトルクデータにより軸の捩れ成分を補正することで高精度に軸スラスト荷重を計測できます。
回転する軸には、下図のように推進力に比例する圧縮歪みとトルクに比例して生じるねじれが混在します。真の圧縮歪み(ΔL)を測定するためには捩じれ成分“T”を知る必要があります。
“T”は軸馬力計のトルクデータから算出されます。従ってSEC軸スラスト荷重計は軸馬力計が必須となります。
燃焼圧力モニター
SECエンジン燃焼圧力センサーは圧力を金属膜の固有振動数の変化に置換える極めてユニークな検出方法により、圧縮、燃焼、膨張の全行程圧力を計測します。
システム構成
全シリンダーに圧力センサーを装備し、各シリンダーの筒内圧を完全同時タイミングで計測する構成と一本の圧力センサーで各シリンダーを順次計測する構成があります。
シリンダーのインジケータバルブに装備する燃焼圧力センサー、エンジン近くに設置される機側データ処理ユニット(ローカルユニットSE409)および制御室に設置されるメインモニター(表示ユニットSE203C/S)で構成されます。
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導入事例
SE102E 使用例
◆表示項目
- 軸馬力(kW)
- 軸回転数(min-1)
- 軸トルク(kNm)
◆外部出力(アナログDC4-20mA)
- 軸馬力(kW)
- 軸回転数(min-1)
- 軸トルク(kNm)
SE203C 使用例
◆表示項目
- 軸馬力(kW)
- 軸回転数(min-1)
- 軸トルク(kNm)
- 主機燃料消費率(kg/h, ltr/h, g/kW.h)
- 主機燃料温度(℃)
- 平均船速(knot)
- 航走効率(m/kW.h)
- 船舶総合性能(kg/nm or nmile/ton)
◆外部出力(アナログDC4-20mA)
- 軸馬力(kW)
- 軸回転数(min-1)
- 軸トルク(kNm)
◆外部信号入力
- 主機燃料流量(ltr/pulse)
- 燃料油温度(pt100ohm)
- Speed Log (200pulse/mile)
会社概要
商号
株式会社 湘洋エンジニアリング
設立
1976年2月
資本金
99,400,000円
従業員数
14名(2020年9月現在)
代表者
代表取締役 市川 亮一
本社所在地
〒252-1107 神奈川県 綾瀬市 深谷中2-23-16
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