【企業紹介】ナカシマプロペラ株式会社|カテゴリー メーカー
この記事は、ナカシマプロペラ株式会社様のwebサイト(https://www.nakashima.co.jp/)から内容を引用して作成しています。
【おしらせ】
ナカシマプロペラ株式会社 は、プロペラなどの舶用機器、環境改善装置、エクステリア商品の開発・製造・販売を事業とする岡山県に本社を置くメーカー企業です。
今回は「ナカシマプロペラ株式会社」を紹介します。
船舶用プロペラで世界トップレベルのシェアを誇る企業です🙌✨
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企業の取り組み
企業理念
ナカシマプロペラ株式会社の企業理念を教えてください。
現在の企業理念は、1960年11月に策定された吾社の信条」の精神を受け継ぎ、21世紀の新しい社会情勢や価値観を見据え2004年6月15日に条文化されたものです。
社会やお客様から信頼されるよう自らを律し、多様なニーズに応えるために新たな最適を追い求め、その向こう側にある無限の可能性をカタチにすることで、人と豊かな未来へ進み続けるための指針と位置づけています。
ナカシマプロペラ企業理念
信条
ナカシマは互いの人格と法を尊重し、信頼される個人・企業をめざします。
使命
ナカシマは、人・社会・環境に最適の商品を創造することにより、豊かな社会づくりに貢献します。
ビジョン
ナカシマは、プロペラ製造を基軸にユニークで価値のある企業活動を展開し、安定した企業経営を実現します。
吾社の信条
私達は、縁あって共に仕事をすることになった。
私達は、お互いの人格を尊重し、信じあって共に働き
共に歩み、この企業を通じて社会に奉仕しよう。
私達の力でこの会社をよりよく発展して社会に貢献し、
私達の健康で文化的な生活の向上を図ろう。
企業コンセプト
最適
さまざまな要素がバランスよく整った最良の状態を「最適」と定義しています。ナカシマは、諸条件のなかでお客様に納得していただける最適なものづくりやサービスをご提供します。
創造
創業以来80年以上にわたって培われてきた一品受注生産の企業文化にもとづき、最新鋭の技術と人の感性を融合させたユニークなものづくりを発展させていきます。
カンパニー
カンパニーの本来の意味は仲間たちです。
企業・社会の一員であることを忘れず、最適創造に自信と誇りをもって取り組みます。
製品紹介
ナカシマプロペラ株式会社の製品について教えて下さい。
ナカシマプロペラ株式会社の製品は次の通りです。
株式会社ナカシマプロペラの製品分類
主推進器
・固定ピッチプロペラ
・可変ピッチプロペラ
・CFRPプロペラ
・電気推進装置
・漁船・国内プレジャーボート用
・ショッテル社製品
補助推進装置
・サイドスラスタ
・ポンプジェットタイプ
省エネ付加物
・エコキャップ
・アルティメットラダー
その他舶用機器
・軸系装置
・舵
製品について一部紹介します!
固定ピッチプロペラ
ナカシマの技術を組み合わせることで、お客様のニーズに合わせてプロペラ効率・振動・強度の
バランスを最適化した高性能かつ高品質のプロペラを提供することができます。
NHV効果
ナカシマ独自の設計方法により、エネルギーロスや舵のエロージョンにつながるハブボルテックスを、特別な付属品などは用いずプロペラの翼形状のみで軽減することができます。
ハブボルテックスの軽減により効率向上や舵のエロージョン対策に有効です。
チップレーキ効果
ナカシマ独自の翼先端形状を採用することで、キャビテーションや高次の船尾変動圧力の軽減が期待できます。
ハイスキュー効果
ハイスキューとはプロペラ翼に強い後退角がある状態をいいます。
この特異な形状はプロペラに起因する船体振動と騒音を減少させます。
キーレスプロペラ
キーレスとは文字通り回転軸とプロペラの結合にキーを使わない方式です。
プロペラ軸をプロペラの軸穴に圧入すると、特定の条件下では接触部が完全に接合した状態になり、いちど軸とプロペラが接合されると、プロペラは軸から押し戻されることなく完全に固着します。
キーレスの信頼性は極めて高く、現在では大型商船のほとんどがこのキーレス方式のプロペラを採用しています。
可変ピッチプロペラ
ナカシマプロペラでは、環境にもやさしい高効率の可変ピッチプロペラを設計・製造しています。固定ピッチプロペラで培われたノウハウと高い技術力により、国内外に数多くの納入実績を誇ります。
特長
翼角を制御することにより、前進、停止、後進が容易にこなせることから、サイドスラスタとの組み合わせにより、出入港や離着岸時などの船速の変化を頻繁に行う必要がある場合に利便性があります。また、緊急停止時にも前進一杯から後進一杯まで即座に対応することができます。
翼角を調節することにより常にエンジンを最も効率の良い負荷で回転させたまま、船の速力を自由自在に調整することができるので、燃料の削減やNOxの削減が期待できます。これらのメリットから漁船、タンカー、フェリーやタグボート等、多種多様な船舶に広く採用されております。
メリット
- 主機出力を有効に利用し燃料消費量を最小にするような運行が可能。
- 前進一杯から後進一杯まで連続的に行うことで、効率的な運転、高い停止性能、離着岸時間を短縮。
- プロペラ推進効率、主機燃料消費量などを総合的に考慮した最適効率点での運行による、燃料消費量の節減。
- トロール船、曳船などの荷重条件の変化が大きい船でも要求される船速もしくは推力を得ることができる。
- 荒天時の運行の際にプロペラピッチ角を通常運行時よりも減ずることにより、主機のトルクリッチが避けられる。
舵
船の操船に大きくかかわる舵。船の用途や航路によって保針性と旋回性のバランスが異なりますが、両者のバランスを理想的なものにした最適な舵のラインナップを揃えています。
ナカシマプロペラではドイツのベッカーマリンシステムズ(BMS) 社と技術提携し、フラップラダーを始め多くの種類の舵を生産・販売しています。ナカシマの舵はラダートランクの構造に特徴があります。
フラップラダー
ベッカーラダーの代名詞とも言えるナカシマプロペラの主力商品です。小型船から大型船まであらゆる種類の船に対応しており、すでに2800隻の販売実績があります。
フラップの効果により、同面積の普通舵に対し2倍以上の揚力を発生させることができ、船の操船性能を飛躍的に向上することが可能です。主舵板の舵角が45度のとき、フラップは船の前後方向に対して90度向くようにリンク機構が設けられており、舵角60度仕様へも対応できます。中大型の吊舵ではKSR型ラダートランク構造を採用しています。
KSR型ラダートランク構造の舵
中大型船に多く使用されているマリナー舵に対抗する舵です。ラダートランクのネック部軸受を舵板内部の舵圧中心位置近くに配置することで、舵軸の曲げモーメントが減少し、舵軸径及び舵板厚さを薄くすることが可能です。
このラダートランク構造は中大型の吊舵(普通舵、フラップラダー、ツイストラダー)に採用されています。
普通舵(CR)
一般のフラップラダーと共通のラダートランクを採用した非常にシンプルな構造の舵です。
中型以上の吊舵の場合は、舵板上端部にハブ部を設け舵軸とテーパ結合し油圧ナットで固定します。船速などの設計条件が厳しい場合は、ラダートランクを舵板内に入れる構造(KSR型)となります。
ツイストラダー
舵の前縁をプロペラ軸中心延長位置の上下で左右にツイストさせるとともに、最適断面形状を採用したKSR型トランク構造の舵です。大型高速船向けの省エネ舵としてのメリットが大きく、およそ2%の効率アップが見込めます。
またバルブ付き、フラップ付きなど他の省エネ機構との組み合わせにより、さらに効率アップが可能です。
コルトノズルおよびノズルラダー
ナカシマプロペラでは前述以外にも、固定のコルトノズルおよびノズルラダー(固定フィン付き、フラップ付)を製造・販売しています。
メリット
- ボラードプルの増大
- 推進効率の向上
- 操船性の向上
- 振動の減少
- プロペラ損傷に対する安全性
- 省エネルギー効果
また、以下の船に最適です。
- タグボート
- 釣り船
- 調査船
- サプライ船および特殊船
- ドレッジャーおよびケーブル敷設船
- など
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テクノロジー
ナカシマのテクノロジーの根幹は<一品受注生産>にあります。プロペラは船舶全体からみれば、ごく一部の小さな部品にすぎません。
しかし、船の推進力の要として、少しでも速く・快適に、そして安全にという願いを一品一品に込めてナカシマ流ものづくりを行っています。
一品受注生産 ~最適をカタチに
「100通りの船があれば、100通りのプロペラがある」
タンカー、コンテナ船、客船、漁船、プレジャーボートなど、船の種類はさまざまです。またエンジンや航路によっても要求されるプロペラの形状は異なります。
これらの要素を総合的に判断し、最高の組み合わせを見つけ出して製品としてお届けする、これがナカシマプロペラの高品質な一品受注生産のものづくりです。
解析・設計テクノロジー
最適なプロペラ設計を行うためには、性能の予測とその予測が正しかったかどうかの検証が必要です。
ナカシマではCFDによるシミュレーションで性能を予測し、模型試験でこの検証を行っています。
世界屈指のプロペラ工場
鋳造・加工・仕上げの全ての製造工程において「職人技」と独自ノウハウを結集した「デジタル技術」を融合させ、これらの能力を最大限に活かしたプロペラづくりを行っています。
紹介動画
会社概要
社名
ナカシマプロペラ株式会社
設立
2009年8月20日
代表取締役
代表取締役社長 中島崇喜
資本金
1億円
従業員数
421名(2022年4月1日現在)
本社・工場
〒709-0625岡山県岡山市東区上道北方688-1
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