テクノス三原株式会社の経営理念は、次の通りです。

テクノス三原株式会社の事業は次の4つのカテゴリーに分けることが出来ます。

今回は船舶関連の事業について紹介します！

車に車検があるように、船舶も、定期的な検査が義務づけられています。船体の板が、規準を満たす厚みがあるかを測定し、船の状態を確認します。

年数が経つと、塩水や強風など、外界からの影響で板の厚さが薄くなってきます（経年変化）。安全規準を満たす厚みがあるかどうか、定期的に検査をします。

試験用の25mmの鋼板を用いた計測です。
超音波探傷機につながった垂直探触子を当てて、試験体に超音波を流します。超音波が、底面で跳ね返って探触子まで返ってくる速度と、超音波の音速から板の厚さを求めます。

船体に、超音波探傷機につながっている垂直探触子を当て、板の厚さを計測しています。

ハッチカバー内部から超音波を発信し、外部に超音波が漏れ出ていないか確認することで、ハッチカバーの気密性を検査します。従来、ハッチカバー気密検査は射水で行われていましたが、当社は国内で先駆けて『特殊超音波装置』を用いた検査方法を導入しました。これにより、短時間で効率的に検査が行えるようになりました。

ハッチ内には、食料品や鉱物など、雨水や海水に濡れてはいけない輸送貨物が積まれています。これらの品物が濡れないように、ハッチカバーを閉じた時、確実に密閉されるか検査しています。

特殊超音波装置を用いて、ハッチ内から超音波を発信させます。

ハッチカバーを閉めた状態で、外側に超音波が漏れ出ていないか、超音波受信機で調べます。漏れ出た超音波は、受信機とつながったヘッドフォンから音で確認し、受信機の表示画面の数値を見て、漏れ具合を確認します。

ハッチカバーから超音波が漏れ出てないか、受信機を使って確認しています。

船舶航海中の万が一に備えて、消防設備の点検・整備を定期的に行うことが法律で定められています。船舶の運航スケジュールに合わせて、寄港地に赴き、検査を行っています。

酸素濃度が薄い場所での作業に要する呼吸具。火災現場で消防士さんも使用している装置です。 

自蔵式呼吸具を実際に装着して作動するか、機能点検を行っています。

一般的な消火器から特殊な消火器まで色々なタイプがあり、タイプに応じて点検・整備しています。   

自蔵式呼吸具を実際に装着して作動するか、機能点検を行っています。

船に備えてある消火設備です。色々な検査があり、検査に応じた装置・機器を使用して検査します。  

火災報知器です。実際に作動させ、機能試験を行います。

擬似的な煙を発生させ、感知器が作動するかどうか点検しています。  

特殊な環境や火災時に使用する装備類の点検です。

ライフボートとは、船から脱出する際に使用するボートです。定期的に点検・整備を行います。  

ライフボートを船から降下、揚収させる装置です。定期的に点検・整備を行います。

イマーションスーツとは、船員さんが海へ逃げる際に着用するスーツのことです。海水が染込まず、海面に浮く構造になっています。 

イマーションスーツに空気漏れがないか点検しています。

「非破壊検査」とは、モノを壊したり分解することなく、内部の欠陥や状況等を検査する技術です。

「非破壊検査」は、皆さんの生活の身近にあるとても重要で必要不可欠なモノです。 テクノス三原は主に「船舶」「橋梁・トンネル・港湾」などの構造物に特化した「非破壊検査」のエキスパートです。