株式会社相浦機械は、日本の最西端、長崎県佐世保市にある舶用甲板機械の会社です。およそ600人の社員とともに、大型貨物船に設置するクレーンやアンローダー、ハッチカバーなどを製造しています。これらの船は世界中の海を航行し、塩や紙、燃料など大量の物資を運んで人々の暮らしを支えています。

2017年、当社に株式会社IHIの舶用甲板機械事業が譲渡され、製品の設計・製造・販売およびアフターサービスを引き継ぎました。互いの得意とする技術、設計力、品質、サービスを融合させることで、これまで以上に魅力ある製品とサービスの提供を行っています。

株式会社相浦機械の製品は次の5つのカテゴリーに分けることが出来ます。

各製品を紹介します！

デッキクレーンは船上での荷役作業の主役となります。フック荷役、グラブ荷役、重量物荷役など、荷役用途に合わせたデッキクレーンを生産しています。

また、寒冷地、高温地、過酷な荷役条件に優れた完全電動デッキクレーンも生産しています。

年間1,000パネルを超える生産ラインを完備しています。フォールディングタイプ、サイドローリングタイプ、ポンツーンタイプ、ピギーバックタイプなど、お客様のニーズに応えます。

船上からコンテナやロールペーパーなどを高速荷上げできるガントリークレーン。
ガントリークレーンは、屋根やカーテンを設置することにより、防塵荷役、全天候荷役が可能になります。

各種荷役物を容易に船外へ荷上げすることができるアンローダー装置。
インバーター制御により荷役効率の良いアンローダーシステムを構築しています。

チップアンローダー製品については、相浦機械が100%製造しています。

２基のガントリー走行型ジブクレーン装備しています。

化石燃料船から風力推進船化を目指し、東京大学を中心とした産学共同研究プロジェクトです。
伸縮可能な硬翼帆を大型貨物船に搭載し、最大５０％以上の燃料削減効果が期待出来ます。

木材チップのクレーン荷揚げは、昼夜交代で作業を行っており、１つのクレーンで２ホールド同時荷上げを行う場合、約３０００回の繰り返し作業を行っています。