当社は、1917（大正6）年12月に艀（はしけ）回漕業者として第一歩を踏み出しました。戦後、海運業に進出してセメント海上輸送のパイオニアとなり、陸海空の輸送を担う総合物流企業として現在まで発展してまいりました。

当社は「次の100年」に向けて踏み出しており、市場と顧客に選ばれる企業を目指し、進取の気質で挑戦できる企業、さらには永続的に発展し、社会に貢献し続けることができる存在感のある企業を目指してまいります。

東 海運株式会社は、次の事業を展開しています。

今回は「内航・外航海運サービス」の事業をご紹介します！

当社は1952年よりセメント海上輸送に進出していて、現在は10隻以上のセメント専⽤船による船団を有し、全国にネットワークを展開してお客様のニーズにお応えしています。また、お客様とのリアルタイムな運航情報の共有や適切な配船管理を可能にするオンライン配船システムにより、「安全・確実・スピーディ」な貨物輸送を提供しています。

そして、船底に空気を送り込み、船体を気泡で覆うことで摩擦抵抗を減らす装置を搭載するなど、船舶の省エネ・CO2排出を削減する取組みも行っています。

独⾃のノウハウを駆使した粉体貨物専⽤船により、セメント⼯場で⽣産されたタンカル（⽯灰⽯を粉砕したもの）を⽕⼒発電所に納⼊し、発電所で発⽣した⽯炭灰をセメント⼯場に持ち帰り、これをセメント原料である粘土の代替として利用しています。

また、製鉄所で発生したスラグ（鉱石を処理した後に残る廃棄物や固形物のこと）も同様にセメント原料として使用しています。セメント工場への産業廃棄物の輸送について、環境保全の一翼を担うものとして積極的に推進しています。

内航貨物船は、主に発電所の脱硫によって発生する石膏を引き取り、セメント工場（セメント混和剤）や石膏ボードメーカー（ボード原料）に輸送しています。 また、石灰石を脱硫用原料として石灰石粉砕工場へ、白色セメント原料用としてセメント工場へ輸送しています。

さらに、海上輸送では全国35ヶ所以上の自治体において産業廃棄物収集運搬業の免許を取得し、建設発生土壌などの産業廃棄物輸送を行っています。その他、内航海運全般を幅広く取り扱っています。

内航セメント輸送で長年培ってきたノウハウや技術⼒を最⼤限に活かし、外航海運輸送について取り組んでいます。

中国、東南アジア等の⼀般貨物輸送を取り扱っており、安全・信頼のある輸送サービスを提供しています。

東京港、川崎港、横浜港などに⼊出港する内航船舶、外航船拍の諸⼿続き、⼿配およびアテンドを経験豊かなスタッフが対応します。

お困り事やご相談事があれば親切丁寧にお答えしますので気軽にお問い合わせください。

当社は、公益財団法人東京都公園協会様より委託を受けて、水上バスの配乗業務に関するサービスを行っています。

セメント船輸送で培ってきた長年の経験を活かし、徹底した安全管理のもとご利用者様の笑顔を創造できるよう努めてまいります。

当社は、『お客様に最適な物流サービスを提供する総合物流企業を目指し、社会に貢献するとともに、企業価値を高める』ことを経営理念としています。

また、経営理念を実現するために、社会、環境、安全、情報開示等に対する責任を明確にした7項目の行動指針を掲げ、株主・投資家・取引先・従業員などステークホルダーの皆様からの強い信頼と期待に応えられるよう努め、新しい物流の動向に柔軟に対応し、持続的に成長する企業を目指します。