めざせ!海技者セミナー in IMABARI

9月17日(土)
今治地場産業振興センターにて海運会社の方々が集まるイベント「めざせ!海技者セミナー in IMABARI」が開催されました。
フネコネも国土交通省四国運輸局さんに許可をいただき、会場にお邪魔しました🎵
報道関係の腕章を付け、意気込みはばっちりです!
フネコネでも情報を発信して、広く内航船員について知っていただきたいですね🥰
12時40分 海運会社22社が準備を進めています。
主催の四国運輸局の方にお話を聞きしました。
このイベントは17回目でコロナ禍もあり、オンラインでの参加者も受け入れていれています。
これにより、全国から参加者を受け入れることができるようになりました。

会場中央では履歴書作成コーナーがありその場で履歴書を作成し、面接も可能です。

波方海上技術短期大学校の1年生が、授業の一環で参加されました。

学生、先生、海運会社の方々と同時にお会いすることはなかなかないので、皆様にインタビューを行いました。

学生へのインタビュー
本日はどういったことを知りたいですか?
・女性用設備について詳しく聞いてみたいです。
・自分が船員として働くことをイメージしたいので、
船内の人間関係や福利厚生・お給料・乗船サイクルや休暇について知りたいです。
・就職した際に自分がどのような業務を行うのか、
その内容を各企業様に聞いていきたいと思っています。
・船内にどのような設備が備わっているか教えていただきたいです。
・HPに載っていないリアルタイムの情報を聞いてみたいです。
(乗船中の食事・休暇中の過ごし方)
就職活動をするうえで、企業側に求めることはありますか?
・SNSをされていて、情報が充実している企業はありがたい。
・1日の業務のスケジュールを詳細に公開してほしい。
・会社の情報が詳しく記載された書類をもっと欲しい。
・休みを計画的に取得できる環境で働きたい。
なぜ船員になりたいと思いましたか?
・親、親戚等の身近な人の影響
・進水式を見たときにこんな大きな乗り物に乗ってみたいと思った。
・人がやっていないことをやりたかった。
・親、親戚等の身近な人の影響
・子どもの時にバリシップに参加し、
船のことを教えてもらって船員になりたいと思った。
・水産高校に通っていて興味があった。
就職活動で情報を得るとき、どのような媒体を利用されますか?
・求人票・HP・SNS ・学校
・ 身内の口コミ・求人票・HP・SNS・パンフレット・学校
学生さんとのインタビューを通して、将来のことを真剣に考えているのが伝わってきました。
最も多かった就職活動の流れが、学校に届いた求人票を見てネットで情報を検索し、
HPやSNSをチェックして決めていくという流れでした。
求人票や紙媒体に加えて、ネットでの情報発信も重要だと感じます。
また、身近な人の影響というのは大きいようで進水式やバリシップなどの船のイベントは素晴らしい役割を担っていると実感しました。
先生へのインタビュー
★報道関係に求めることはありますか?
船員不足はとても深刻な問題です。船員学校の学生の数も年々減少しています。
小学生や中学生の人たちにも「船員」というお仕事を知ってもらいたいです。
就職活動を始めている方々へのアピールも大切ですが、
海と日本プロジェクトのように未来を担う小中学生の人たちにも「船」を知ってもらうことは大切です。
海運会社へのインタビュー
本日のイベントを終えて、感想を聞かせてください。
・学生の方々と繋がれるとても素晴らしい機会だと思います。
・弊社に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
・昔から参加しているので、学生さんたちが何を求めているか少しずつわかってきました。
・今回来ていただいたのが1年生で、来年がとても楽しみです。
・並んでいる方すべてに対応できず申し訳なかった・・・
海運会社様の丁寧な対応、説明があり、学生さんたちも学ぶことができています。
学生さんたちの本音のインタビューを掲載させていただきましたので
求人活動の参考にしていただけたら幸いです。
イベントを終えて
海運会社と求職者をつなぐ素晴らしいイベントでした。
学生さんは将来の為に情報収集をし、海運会社も求職者に寄り添う求人活動がされていました。
波方海上技術短期学校の生徒に加え、一般の求職者や地元の学生たちにも「めざせ!海技者セミナー in IMABARI」を知っていただけるよう
フネコネでも広報活動をしていきたいと思います。
このような素晴らしいイベントを開催してくださった四国運輸局様、
そしてインタビューにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。