造船の現場へようこそ!今治の笑顔が集まる造船所!第18回新来島感謝祭
オールジャパンで
海を未来へ引き継ごう
海と日本PROJECTは日本財団、総合海洋政策本部、国土交通省の旗振りのもと、オールジャパンで推進するプロジェクトです。私たちを支えてくれる海の現状を伝え海を未来へつないでいくためのアクションの輪を日本全国に広げていきます。

今回の記事では2025年11月9日に株式会社新来島どっくで行われた新来島感謝祭の様子をお届けします!
新来島感謝祭ってどんなイベント?
今回の会場は愛媛県今治市大西町 株式会社新来島どっく 大西工場内で行われました。
地域の方々をお招きし、普段は入ることのできない造船所を見学していただくイベントです。
工場内には地域の団体や従業員有志による模擬店、歌やダンスのステージイベント、物流業界の2024年問題解決や脱炭素社会実現に貢献する新造船の見学会、さらに抽選会など盛りだくさんです。
大人から子供まで楽しめる内容となっていました。
今回は約5,300名の方々にご来場いただきました。


工場見学
新造船見学
広大な工場内は、バスに乗って移動します。
普段はなかなか入ることのできない造船所の内部に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは巨大な船体ブロックやクレーンの大迫力。
地域の方々からは「こんなに大きいとは思わなかった」「船がこうやって造られているんだね」と驚きの声があがっていました。

大きなクレーンの下をくぐり、スロープを渡って船内へ。
大人も子供も興味津々で見学していました。

2024年問題とRORO船

ところで、みなさんは2024年問題をご存じですか?
働き方改革法案により、トラックドライバーの時間外労働が年間960時間に制限されることで生じる物流課題のことです。
その解決策のひとつとして期待されているのがRORO船(ロールオン・ロールオフ貨物船)です。シャーシ(荷物車)のみを船舶で運搬することにより、トラックドライバーが長距離運転する必要がないため、運転時間(労働時間)を削減することができます。 また、大量のトラックやトレーラーが自走で乗り降りでき、少ない人員で効率よく貨物を運べるため、CO₂排出量の削減にもつながります。
今回見学した船は、2025年11月13日完成した最新鋭のRORO船。
長さは約160m、幅は25mという大きさで、日本国内の物流を支える重要な役割を担います。
高所作業車体験

大きな船を造るためには、高所での作業も欠かせません。
会場では高所作業車に乗って、造船所内や町の景色を見渡せる体験も行われ、多くの方が楽しんでいました。
お楽しみイベント
当日は工場見学だけでなく、家族みんなで一日中楽しめる多彩なイベントが盛りだくさんでした。
会場全体が活気にあふれ、まるでお祭りのような雰囲気に包まれていました。
ステージイベント
幼児園の子供たちの可愛らしい演技に始まり、ダンスチームの迫力あるパフォーマンス、吹奏楽団の華やかな演奏と、次々にステージが盛り上がりました。




魚のつかみどり
子供たちはズボンをまくり上げ、逃げ回る魚たちを必死に追いかけます。
初めて生きた魚に触れる子も多く、ぬるっとした感触に驚きながらも夢中になって挑戦していました。


餅まき
毎年大人気の餅まきには、今年もたくさんの方が参加しました。
大人も子供も真剣そのもの。
ステージから降ってくる餅やお菓子めがけて手を伸ばし、会場は大歓声に包まれました。
大量に配られたため、足元にもたくさん転がるほどでした
子供の部(小学生)


大人の部(中学生以上)


福引抽選会
テレビ、自転車、特大クッションなど豪華賞品が当たる抽選会は、会場の注目イベント。
福引券を握りしめ、番号が呼ばれる瞬間をドキドキしながら待つ姿があちこちで見られました。


模擬店
他にも小さな子供たちが楽しめる縁日コーナーや木工教室など、造船所にいながらもお祭り気分を味わえる出し物が並びました。
地域の団体や従業員有志による模擬店も大盛況で、どこも行列ができるほどのにぎわいでした。
いっぱい遊んで食べて、丸一日楽しむことができました。







まとめ
今回は、株式会社新来島どっくで行われた新来島感謝祭の様子をお届けしました。
地域の方々をお招きすることで、船を身近に感じてもらい海事産業へ理解が深まる素敵なイベントでした。
当日はあいにくの雨天の中でしたが、多くの人が一体となってイベントを支えていました。
参加された皆様、お疲れ様でした!

このイベントを通して、多くの子供たちに海事産業の世界を知ってもらい、船に携わる仕事を将来の選択肢の一つとして考えてもらえると嬉しく思います。
進水式に関する情報は各造船所の公式ホームページに掲載されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。一般の方でも参加可能な進水式もありますよ!
今後もどんどん情報発信していきますので、CAJS特設ページをぜひご覧ください!!
船舶専門集合サイト フネコネは、有限会社小林船舶設計が運営しております。
この特設ページでは、一般社団法人日本中小型造船工業会が日本財団から支援を受けて実施している「海と日本PROJECT」の活動やSNS情報などを中心に発信していきます。


