浮沈子づくりで大盛り上がり!小学生向け浮力実験と造船所見学|シン・ものづくり体験講座
一般社団法人日本中小型造船工業会は、次世代を担う子供達に造船業を中心とする海事産業を通してものづくりの素晴らしさを知ってもらうため、キャリア教育の一環として、各地の小中学校において海事産業シン・ものづくり体験講座や進水式見学会を実施しています。
今回の記事では2025年10月29日に須崎市立多ノ郷小学校で行われた、海事産業シン・ものづくり体験講座の様子をご紹介します。
高知県立須崎総合高校

海事産業シン・ものづくり体験講座の造船について学ぶことができる学校での授業と、学科見学を行います。子供たちの将来の進路選択の参考になれば嬉しいですね。
船は大きくて重い鉄でできているのにどうして浮くの?浮力を感じよう

造船専攻の授業をされている先生に浮力についての授業をしていただきます。
同じ卵でも、片方は沈み、もう片方は浮くというこの実験は、アルキメデスの原理を調べる実験です。
卵が浮いている水の中には塩を溶かしています。
水の密度が卵の密度を上回ったため、浮力が強くなり卵が浮いたということです。
この見えない力『浮力』が今回のテーマです。
粘土を水に浮かべてみよう!


参加した小学生の皆さんは、楽しみながらさまざまな形を試していました。

この授業では船を造るうえで形や材質について教わりました。
実際に造り、触れることでよりしっかり学ぶことができました。
浮沈子(ふちんし)を作ってみよう!

醤油さしの中に水と空気を入れて、水の入ったペットボトルの中に入れます。
浮き沈みがちょうどよくなる水と空気の量を調整していきます。
完成しました。
この後、原理についても教えていただきました。
学科紹介
須崎総合高校にはたくさんの学科があります。
機械系学科・電気系学科・システム工学系学科、どの教室も普段の世界とは違っており、子供たちは大興奮!



高校生の作品
文化祭のために制作した作品が展示されていました。
様々な工夫が施されており、子供たちは楽しんでいました。
教室全体がゲームセンターのような雰囲気で盛り上がっていました



株式会社新来島高知重工

須崎総合高校から移動し、株式会社新来島高知重工にやってきました。
いよいよ工場見学のスタートです。
座学
工場見学の前に、船についての授業や造船所についての授業がありました。
海事産業シン・ものづくり体験講座で学んだことを復習することができ、さらに新しく知ることも多くあった有意義な時間でしたね。

工場見学
大きな鉄板が運ばれています。この鉄板で船のパーツが作られていきます。



記念撮影
建造中の船と記念撮影を行いました。

生徒の声


今回の講座はいかがでしたか?
浮力の実験で粘土をどうすれば浮くのか考えたり、試したりするのが楽しかった。
造船所見学で船がとっても大きくて、次は乗ってみたいなと思った!
須崎総合高校を見学して、高校はここに行きたいと思いました。
最初の実験では浮力がテーマでしたが印象に残っていることを教えてください。
浮力を強くする形やコツが船を造る時と一緒と聞いてびっくりしました。
ハンドパワーで浮力を生み出せてうれしかったです。
学校見学について教えてください。
見たことがないロボットや、道具などに興味を持ちました
高校生の皆さんが作ったゲームが楽しかった。
シン・海事産業ものづくり体験講座ではペーパークラフトを使用した工作講座・船の塗料・海の生態系・海運や船員の仕事・造船所や造船を学べる高校の見学などなど、さまざまな講座を組み合わせて行っています。
この講座を通して、多くの未来を担う子どもたちに海事産業の世界を知ってもらい、船に携わる仕事を将来の選択肢の一つとして考えてもらえると嬉しく思います。
今後もどんどん情報発信していきますので、CAJS特設ページをぜひご覧ください!!
船舶専門集合サイト フネコネは、有限会社小林船舶設計が運営しております。
この特設ページでは、一般社団法人日本中小型造船工業会が日本財団から支援を受けて実施している「海と日本PROJECT」の活動やSNS情報などを中心に発信していきます。


