日本海事興業株式会社は瀬戸内海、大阪湾、鹿児島を航海する船舶の安全航行を支える業務に携わる曳船（タグボート）会社です。

順次新型曳船を建造投入し、船隊の精鋭化を図り、乗船員の技術向上・安全教育の実施に努め、無事故・無災害で業務を遂行できる体制を整えております。

日本海事興業株式会社は、次の事業を展開しています。

事業をご紹介します！

港内曳船業務は当社事業の最大の柱となります。タグボートは長い航海の最終仕上げとして入港船を安全に着岸させるべく支援を行い、また次の港へ向けて出港する時にも離岸の支援を行います。

例えば全長300ｍを超える30万トン級のタンカーを水先案内人の指揮のもと、５隻ものタグボートが協同作業を行い、1mの狂いなく接岸させています。

当社は世界的にもまれにみる海の難所「来島海峡航路」や強潮流で知られる「明石海峡航路」、瀬戸内の多島美をすり抜けるように航行する「備讃瀬戸航路」などで日夜、巨大船の安全航行に貢献しております。

また、進路警戒業務をより効果的に提供するため、業界でもトップクラスの高速曳船「日興丸・栄興丸」を堺泉北港・水島港に配備し顧客各位に好評を頂いております。

昨今需要が高まっているLNG(液化天然ガス)や、遠くは中東から運ばれてくる原油を積載するタンカーは「危険物積載船」に分類され、荷役を行う際には終始「警戒船」を配備する事が法令により義務付けられております。

そのため、当社タグボートはこの「荷役警戒業務」に従事すべく、最新かつ高性能の防災設備を搭載しており、熟練の乗組員により実施される業務に対して顧客各位より厚い信頼を得ております。