日本マリン株式会社は、本年で創業123年目となる歴史を有する会社です。

海運事業を通じて、関係する皆様と共に持続的な成長と更なる発展を目指しています。

日本マリン株式会社は、次の事業を展開しています。

事業の一部をご紹介します！

内航船課では、一般貨物船および専用船を効率的に運航しています。 輸送地域は全国一円をカバーし、取扱貨物も、非鉄金属をはじめ鋼材、石灰石、石油コークス、石膏、ニードルコークスなど広範にわたっています。

さらに、環境意識の高まりに応え、内航エコ貨物の輸送にも力を入れており、銅滓等の銅リサイクル品、 木材チップ、RDF、RPF等のリサイクル燃料、土壌等で実績を上げています。 お客様の希望される日に合わせ、ご納得いただける価格と安全で確実な輸送を提供いたします。

ケミカル・外航船課は、液体ケミカル製品の国内外海上輸送および一般貨物の国外海上輸送を行っています。液体ケミカル製品については、国内向けに専用タンカーによって硫酸、塩酸、水酸化マグネシウム等を輸送。特に硫酸の輸送は、国内にとどまらず、台湾・フィリピン・中国・東南アジア・南米にも及び、復荷としてパーム油等の輸送を行っています。

外航貨物船輸送では、日本－チリ間において、往航で硫酸を、復航で銅鉱石を輸送するという世界に類を見ない特殊船を運航しています。また、一般貨物船による極東及び東南アジア各地へのスラグ等を輸送、パプアニューギニアからの南洋材輸送を行っています。

船舶技術、ISMなど豊富な経験に裏づけられた強みがあります。

当社は海上、陸上共に管理体制の強化に努めながら、環境保全、品質管理ならびに技術力の向上に向けてさらなる努力を続けています。

一般貨物船、石灰石専用船、硫酸専用船、塩酸専用船、鉱石・硫酸兼用船、フルコンテナ船、RORO船、RORO・コンテナ兼用船等、多岐にわたる船種の管理と新造船建造実績で培った経験・知識・技術により質の高い業務を遂行しています。

加えて、荷役装置等にも精通し、近代化、省力化に貢献できる輸送手段の案件を数多く手掛けた実績を背景に新たな海上輸送計画策定にあたっての課題解決にユーザーと一緒に取り組んでいます。

当社は、ISMコード（国際船舶安全管理規則）に基づき、1997年にDOC（安全管理システム適合証書）を取得して以来、対象船舶のSMC（安全管理証書）を取得しています。

また、環境・安全活動を推進することにより、海上輸送における社会的責任を果たしています。

当社は、事業活動を行っていくうえで「人と船と貨物の安全」と「地球環境の保護」が最も大切なことであると認識し、社長直結の「環境安全管理室」を設置し、全力を挙げて取り組んでいます。

安全に近道はありません。当社は、長年積み重ねた経験と培った知識、そしてあってはならない事故から学んだ教訓をもとに、安全について探求しています。

事故発生時に迅速かつ確実に対応する安全マネジメント態勢を整備するとともに、再発防止のために事故調査委員会が事故原因を徹底的に追求することとしています。

安全且つ確実な海上輸送及び海陸一貫輸送を確保するために、船主、運航船舶、そしてオペレーターである当社が一体となり、安全意識を共有し、共同して安全活動に取組む『安全協議会』を運営しています。

運航船舶への安全教育とコミュニケーションを大事にし、船主との安全に関する意見交換を積極的に行い、問題の提起と具体的な対策の実施を通して、安全意識の向上に努めています。

センコーグループの一員である当社は「SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS」のもとに、次世代へ繋ぐクリーンな環境を作るための推進活動を展開しています。

当社の運航船舶においては、大気汚染防止法に適合してNOx(窒素酸化物)・SOx(硫黄酸化物)の排出を減らしたエンジンを採用するとともに、 省エネ船舶を逐次建造し、運航しています。