あいえす造船株式会社は、今治造船グループの中で中小型船舶建造の中核を担う会社として、2008年4月に設立致しました。

今治造船グループの「船主と共に伸びる」という経営理念のもと、海洋新時代を迎え益々多様化する船主ニーズに的確に対応すべく、確かな技術と安全を基に船舶の建造を行っています。

あいえす造船株式会社は、次のような船を建造しています。

建造船の一部をご紹介します！

穀物や鉄鉱石、石炭などさまざまな資源を、梱包せずにそのまま輸送する船のことで、バルクキャリアともいいます。

あいえす造船では中小型のばら積運搬船の製造を得意としており、これまでに28,000DWT型〜64,000DWT型ばら積運搬船の建造実績を有しています。

今治造船グループの一員としてフェリーの建造も行っています。

2018年に就航した愛媛と関西を結ぶ「オレンジフェリー」の建造にも携わりました。

RO-RO船は、貨物を積んだトラックやトレーラーをそのまま運搬する貨物船。陸上輸送と海上輸送の効率性を併せ持った輸送手段です。

フェリーのようにランプを備え、車両を収納する車両甲板を持ちます。あいえす造船では、12,400総トン型と15,800総トン型の建造実績があります。

あいえす造船の強みは機動力。小規模、少数精鋭の造船所ですが、その分フットワークを活かして多種多様なニーズにお応えすることができます。

主力の中小型ばら積運搬船の建造で培った技術を駆使して、フェリーやRO-RO船など、時代のニーズにお応えする形で造船の幅を拡げています。

しまなみ海道の大島にある本社・本社工場と、来島海峡大橋をわたったところにある砂場工場の二拠点体制で船の建造に臨んでいます。本社工場は、107,668㎡の敷地の中に、造船設備がレイアウトされています。

今治造船グループの中でも規模は小さい方ですが、6万トンクラスのばら積運搬船のニーズの高まりに対応し、2015年に建造ドックを拡幅延長。212m×35.5mの新造設備を整えました。

あいえす造船では、今治造船グループの中でも主に中小型のばら積運搬船の建造を手がける造船所です。設立は2008年ですが、前身となる株式会社ハシゾウの時代から今治造船グループの一員として船舶に携わっており、当時は修繕をメインとしていました。

その時代から培ってきた高い技術力で、お客様のニーズを満たす船づくりに邁進しています。