商船三井テクノトレード株式会社は、商船三井グループの中核商社として、青い海から拡がる環境・安全ビジネスのあらゆるニーズに技術力と提案力でお応えする企業です。

PBCFをはじめとする省エネ商品の開発、舶用を中心とした燃料油・潤滑油や脱炭素燃料、部品/航海計器/機器類の販売、洋上国家石油備蓄基地の維持/管理などのエンジニアリング業務、多岐に渡り活動中です。

商船三井テクノトレード株式会社の事業は次の６つを事業としています。

今回は船舶に関連する事業を紹介します！

PBCF（Propeller Boss Cap Fins）は1987年に商船三井、西日本流体技研、ミカドプロペラ（現：ナカシマプロペラ）の３社によって開発され、世界中で3,950隻以上の船舶へ採用されています。

プロペラハブ渦により失われるエネルギーの回収に着目した最初の省エネ装置であり、開発以来、多数のシリーズ水槽模型試験および実船計測により、その原理と効果の検証を重ねて参りました。現在は、商船三井テクノトレードがPBCFの販売を行い、設計を西日本流体技研が、そして製作をナカシマプロペラが行っています。

船舶の現場業務には、点検記録の様式や精度が人によってまちまち、ベテランのノウハウ継承ができていないなど、様々な課題が存在しています。

「カタフリアプリ」は、経験の浅い担当者でも基準に添った点検記録をスマホアプリで簡単に作成でき、陸上の管理者とクラウド上で情報を共有できる、船舶の品質管理プラットフォームです。

船舶の安全な運航に欠かせない航海計器・通信機器のメンテナンス、検査、新設・換装、部品の納品サービス、並びに技術アドバイスを行っています。

これらの機器はSOLAS条約(*)をはじめ電波法、船舶安全法に適合した維持管理と定期検査を義務付けられています。電装部は、以下の点検・検査を行う認定事業者であり、お客様に迅速かつ適正なサービスを提供し、船舶の安全運航に貢献しています。

また電装部は船舶のセキュリティ対策にも取り組んでいます。船上のIT/OTネットワークに対するサイバーセキュリティ施策の実装や、GPSジャミング・スプーフィング攻撃から船を守るアンチジャミング／スプーフィング装置をご提供しています。