【企業紹介】阪神内燃機工業株式会社|カテゴリー メーカー
この記事は、阪神内燃機工業株式会社様のwebサイト(https://www.hanshin-dw.co.jp/)から内容を引用して作成しています。
【おしらせ】
阪神内燃機工業株式会社は、舶用推進プラント事業、鋳造・金属機械加工(CRM)事業を展開している兵庫県に本社を置くメーカー企業です。
今回は「阪神内燃機工業株式会社」を紹介します。
舶用エンジンにおいて内航船主機関の国内市場の約半分を占める企業です🙌✨
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企業の取り組み
企業について
阪神内燃機工業株式会社について簡単に教えてください。
阪神内燃機工業株式会社は、「モノづくりを原点として社会に貢献する」ことを企業理念としています。
「当社の使命」「当社のモットー」「経営目標」を紹介します。
阪神内燃機工業株式会社の使命
当社は、舶用ディーゼルエンジン及び周辺機器の開発から出荷、メンテナンスまで一貫した事業活動を通して、顧客に独自の技術力とアフターサービスを提供し満足を得ることを基本とする。国内外の海運業、漁業等において、市場ニーズにマッチした製品を送り出すことで、長期にわたりステークホルダーの信頼と期待に応えることを目指します。
阪神内燃機工業株式会社のモットー
私たちは、お客様に長期間にわたり安心してご使用いただける信頼性が高く品質のよい商品を提供することを目指します。
私たちは、お客様やお取引先などの関係先とお互いの信頼を大切にすることを目指し、社内においては仲間の大事な時間をムダにしない仕事をすることを目指します。
私たちは、日々研鐟につとめ自己の技術技能を高め人格を磨き協力しあい会社の発展に貢献することを目指します。
経営目標
当社は、顧客価値、株主価値、社員価値、社会的価値を向上させる事業活動を行い、その総合力で企業価値の向上を目指します。
顧客価値とは
お客様の利便性を高められる商品を提供し長期間にわたって信頼されるアフターサービスを行うことで顧客満足を充実させていくこと
株主価値とは
企業の利益最大化を図るとともに安定的発展を追求し株主に対する適切な利益還元を行うこと
社員価値とは
社員が日々の業務を通じて自己の技術技能の習得や多種多様な能力を養いながら自身の価値を高めること
社会的価値とは
私たちの行動規範を確立し企業活動を通して社会の発展に寄与し社会的評価を高めること
製品・サービスについて
阪神内燃機工業株式会社の製品・サービスについて教えてください。
阪神内燃機工業株式会社の製品・サービスは次の4つがあります。
阪神内燃機工業株式会社の製品・サービス
・低速4サイクル機関
・中速4サイクル機関
・低速2サイクル機関
・機関モニタリングシステムと高度船舶安全管理システム
・推進装置
・主機遠隔操縦装置
・周辺機器
・鋳造・金属機械加工(CMR)
製品について紹介します!
低速4サイクル機関
低速4サイクル機関とは
吸入、圧縮、燃焼、排気の1サイクル(周期)がクランクシャフトの2回転、すなわちピストンの4ストローク(行程)で行われる機関です。
低速4サイクル機関は、中高速機関より外形寸法が大きくになる傾向にありますが、取扱性、信頼性の面で優れた性能を発揮します。近年プロペラ推進効率向上のために、さらなる低回転化が進めるためロングストローク化を図っています。
特徴
低速4サイクル機関の特長は、ロングストローク化による機関回転数の低回転化。
↓
低回転化による十分な燃焼期間と、ロングストローク化による広大な燃焼領域による高い熱効率。
↓
また低回転化による摺動回数減と、減速機不要で部品点数減による高信頼性。
↓
高信頼性から、故障減、メンテナンスインターバルの延長、交換部品減による低ランニングコストとなります。
中速4サイクル機関
中速4サイクル機関とは
一般的には回転数が300~1,000min-1の機関を中速機関と位置付けていますが、減速機が不要な機関を低速機関、必要な機関を中速機関と定義しています。
特徴
出力に対して軽量・コンパクトであり、艤装に有利で、同出力の低速機関よりコスト安の傾向にあります。また減速機を介すためプロペラ回転数を自由に選択できるという利点があり、漁船、タグボート、フェリーなど特殊船の主機関に適しております。
低速2サイクル機関
低速2サイクル機関とは
掃気(吸入)、圧縮、燃焼、排気の1サイクル(周期)がクランクシャフトの1回転、すなわち、ピストンの2ストローク(行程)で行われる機関です。
特徴
2サイクル機関は上記のようにクランクシャフト1回転で掃気(吸入)、圧縮、燃焼、排気のサイクルを行うので、クランクシャフト2回転で行う4サイクル機関に比べ、同出力では軽量・コンパクトになります。
クロスヘッド方式採用よりロングストローク、低回転化を図っており、低燃費設計となっており、高出力域での連続運転で性能を発揮します。
機関モニタリングシステムと高度船舶安全管理システム
機関モニタリングシステムと高度船舶安全管理システムとは
機関モニタリングシステムは船舶に搭載されたエンジンに各種センサを取り付け、船舶及び陸上でエンジン状態をモニタリングするシステムです。
高度船舶安全管理システムはモニタリングしたエンジン状態を基に、異常時の対応や保守や点検を含む整備計画を立案・支援するシステムです。
特徴
機関モニタリングシステムはエンジンに精通した技術者に限らず、見やすさ使いやすさをコンセプトに、エンジンに精通していない方でもエンジンの状態が一目で把握することができます。
機関モニタリングに特化したシステムから、陸上支援を含めたシステムまで、船舶やお客様の環境に応じた最適なシステムを提供いたします。
推進装置
推進装置とは
“軸系装置”と“プロペラ”に大別されます。軸系装置は中間軸、中間軸受、プロペラ軸、船尾管軸受等の部品で構成され、主機関の動力(回転力)をプロペラへ伝達し、プロペラで生ずる推力を船体に伝え、船を推進するもので船舶の推進の最も重要な装置です。
プロペラは主機関で発生した動力(回転力)を推力に変換するための装置で、複数枚の羽根(通常4~5枚)と羽根を支持すると共にプロペラ軸からの動力(回転力)を伝えるボスから構成されています。プロペラには固定ピッチプロペラ(FPP:Fixed Pitch Propeller)と可変ピッチプロペラ(CPP:Controllable Pitch Propeller)があります
特徴
当社では船舶推進プラントの総合メーカとして、主機関から推進装置全体の設計を行っているため、主機関とのマッチングの良い、環境にやさしく経済的な推進装置をご提案します。
主機遠隔操縦装置
主機遠隔操縦装置とは
船舶に搭載されたエンジンを操舵室の操縦盤から操縦する装置です。またエンジンの保護装置や警報装置も含まれ、エンジンの異常時には警報を発令し、重度な場合はエンジンを停止しエンジンを保護する装置です。
特徴
船舶の操舵室操縦盤から操縦ハンドル1本で前後進の切換えとエンジンの回転数を操縦できます。また操縦盤にはエンジンの回転計や圧力計が装備され運転状態を把握できます。エンジンの異常を検知した場合は警報表示灯と鳴り物で異常を知らせます。
周辺機器
潤滑油・燃料清浄装置
遠心分離機と精密フィルタを組み合わせているため濾過精度を高めつつ、フィルタの寿命を延ばすことが出来ます。また遠心力を利用した求心ポンプで、遠心分離機から直接全量をフィルタに送油するため、その間の移送ポンプおよびタンクが不要です。
更に遠心分離機・フィルタ・加熱器・始動器盤がユニット化されているため、据付・配管・配線工事等が容易に行えます。
燃料油ファインフィルタ
高性能、大容量のエレメントを装備し、2μmまでのスラッジを95%以上補足します。フィルタエレメントはプリーツ式で構造が簡単なカートリッジ式となっているため、取付け、取り外しが容易です。またスタティックミキサを装備し燃料油を均質化しています。
LG形潤滑油清浄装置
フィルタエレメントはプリーツ式で構造が簡単なカートリッジ式となっているため、取付け、取り外しが容易です。
エンジンへ供給される潤滑油の一部を清浄する側流清浄装置で、エンジン運転時は連続清浄が可能です。また2サイクル機関のスタフィングボックス用ドレンフィルタとしても使用が可能です。
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実績
阪神内燃機工業株式会社の実績の一部を紹介します!
低速4サイクル機関
28わかまる
船名:28わかまる
建造造船所:矢野造船株式会社
船種:貨物船
主機関:LH28LG
竣工:2022年6月
第七沖翔丸
船名:第七沖翔丸
建造造船所:株式会社三浦造船所 殿
船種:石材兼砂利採取運搬船
主機関:LH38LG
竣工:2022年3月
勇幸丸
船名:勇幸丸
建造造船所:興亜産業株式会社 殿
船種:液体化学薬品ばら積み船
主機関:LH26G
竣工:2022年1月
低速2サイクル機関
島風
船名:島風
建造造船所:山中造船株式会社
船種:コンテナ船
主機関:8S35MC7
竣工:2021年
英雄丸
船名:英雄丸
建造造船所:檜垣造船株式会社
船種:6000KL 軽質油タンカー
主機関:6L35MC6
竣工:2017年
祥豪
船名:祥豪
建造造船所:中信造船股份有限公司
船種:290,000cft 冷凍運搬船
主機関:6S35MC7
竣工:2018年
機関モニタリングシステムと高度船舶安全管理システム
28わかまる
船名:28わかまる
建造造船所:矢野造船株式会社
船種:貨物船
主機関:LH28LG
竣工:2022年6月
第七沖翔丸
船名:第七沖翔丸
建造造船所:株式会社三浦造船所 殿
船種:石材兼砂利採取運搬船
主機関:LH38LG
竣工:2022年3月
勇幸丸
船名:勇幸丸
建造造船所:興亜産業株式会社 殿
船種:液体化学薬品ばら積み船
主機関:LH26G
竣工:2022年1月
会社概要
会社名
阪神内燃機工業株式会社 The Hanshin Diesel Works, Ltd.
本社
神戸市中央区海岸通8番地 神港ビル4階
代表者
代表取締役社長 木下 和彦
創立日
1918年(大正7年)1月28日
資本金
816,546,124円
従業員数
277名
営業品目
ハンシンディーゼル機関 625~3,309kW
阪神-川崎-MAN B&W ディーゼル機関 1,950~6,960kW
可変ピッチプロペラ 625~5200kW用
ハンシン-川崎サイドスラスタ(推力:1.6~7.9t)
遠隔操縦装置
川崎ジョイスティック式総括操縦装置(KICS)
機関モニタリングシステム(HANASYS 5)
高度船舶安全管理システム(HANASYS EXPERT)
e_CONAスピード(イコナスピード エコ運転表示器)
潤滑油・燃料油清浄装置
鋳造・金属機械加工
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