ムサシノ機器株式会社は1955年の創業以来、船用機器専業メーカーとしてお客さまと共に歩んできました。

変化する時代のニーズに応え、お客さまの声を形にすることで築き上げた日本国内No.1の実績と、それを支えるムサシノ機器の基盤を、数字でご紹介します。

目指すは、世界NO.1企業へ。わたしたちの挑戦はこれからも続きます！

ムサシノ機器株式会社の事業の一つに「Smart Network(スマートネットワーク)」があります。「Smart Network」は、荷役の最適化を実現するプラットフォームであり、ムサシノ機器の信号処理技術の結晶です。

60年以上の歴史と実績で培った船用技術と、デジタル化などの先進技術という、ムサシノが誇る2つの「技術」を融合し、お客様の課題に合わせたソリューションを提案しています。

警報装置、計測機器、制御機器などのコアモジュールを内製化することで、省配線化を実現。電線を減らすことで積載スペースの増加や軽量化など、さまざまな副次的効果を得られます。

コアモジュールを内製化し、換気扇メーカーのパネルに埋め込んで内蔵化。換気扇の制御を弊社パネルとモジュール間で行うことで、従来必要だった400本の電線を、8本に集約。大幅な省配線化を実現しました。

省配線を実現したことで、船内がスッキリ軽量化。省スペース化による積載貨物量の増加、船体の軽量化による燃費改善、電気工事や調達コストの低下による建造コストの削減など、さまざまな恩恵を受けられます。

防爆エリアにおいては、カーゴタンクの液面計、温度計、圧力計、現場指示計などが個別でアナログ信号を制御盤に送っているのが一般的でした。
しかし、ムサシノ機器のレーダー式液面計「LEX」は、防爆エリア内の端子箱で各計測機器からの信号に対してデジタル化と演算処理を行い、制御盤への信号を一元化。スタンドアローン型の防爆機器として機能します。

これにより、各計測機器に必要だった配線を削減できるため、防爆エリアにおいても省配線化を実現しました。

いまや多くの商船に船内LANが導入されていますが、各船用機器まで相互に連携している船はまだ多くありません。これでは、船内LANが入る前の、個別の閉鎖的なネットワークが船内に分立している状態となんら変わりありません。

ムサシノ機器ではお客さまのご要望に合わせて、機関室やカーゴコントロールルームを中心に「船内のあらゆる機器の信号をLANに取り込み、船内各所でLAN上の信号を表示」する開放型ネットワークを構築します。

船内に多数あるアナログ信号の機器を、ムサシノ機器のLANインターフェースとコンピューターでデジタル化。
船内LANに接続するために必要な「信号のデジタル化」を行い、船内LANに情報を集約します。

ムサシノ機器のシステム製品には、データベース機能を内蔵したコンピューターが標準装備されています。

それにより、システムに接続された機器のデータを自動的にデータベースへと蓄積でき、船内LANや電話、衛星回線を通じて、船内外へと必要なデータを配信することができます。

これまでのステップでの改善効果と、船用機器業界で培ってきたムサシノ機器の豊富な経験を活かして、お客さまの課題に合わせたソリューションを提案します。

船内のあらゆる機器の信号をLANに取り込むことで、舶用機器同士を組み合わせた、世界にひとつしかないアプリケーションをつくることができます。

会社と社員の幸せは、すべてのお客さまから喜んでいただけることです。
私たちの喜びは、お客さまとの強い信頼関係から生まれます。

60年以上にわたり、ムサシノ機器が多くのお客さまに選ばれてきた実績を支えている「ムサシノ機器のこだわり」をご紹介します。

私たちはひたむきな向上心を持ち、ムサシノ機器ならではの独自技術、ノウハウを生かして、誠心誠意お客様のお役に立ちたいと願い、日々努力しております。

長きにわたるお客様との信頼の積み重ねが、私たちの糧となり、明日への大きな活力へと繋がっています。

船舶用液面計では唯一の総合タンク監視システムメーカーとしてお客様のどんなご要望にもお応えします。

これからも世界シェアNo.１をめざし、よりよいサービスをご提供します。

ムサシノ機器独自の生産管理方式により、効率的な生産体制を実現し、高品質な製品をスピーディーな納期でお届けします。

新しい情報発信を常に心掛け、お客様の抱える問題に対し、最適な解決・改善策をご提案します。

現場のニーズを捉え、製品の深い知識と見識から最高のパフォーマンスを提供し続けます。

船舶の寿命に合わせ、25年～30年経っても安心してご使用頂けるよう修繕体制を構築しております。

お客様に末永く満足してご使用いただけることが、私たちにとっての喜びであり、また誇りでもあります。