【企業紹介】日立造船株式会社|カテゴリー 造船所
この記事は、日立造船株式会社様のwebサイト(https://www.hitachizosen.co.jp/)から内容を引用して作成しています。
【おしらせ】
日立造船株式会社は、海水淡水化プラント、舶用エンジン、プレス、プロセス機器、精密機械、防災関連機器等の設計・製作などを事業とする大阪府に本社を置く企業です。
今回は「日立造船株式会社」を紹介します。
創業140年以上の歴史を持つ企業です🙌✨
バリシップ2023にも出展されています🎉
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企業の取り組み
企業について
日立造船株式会社について簡単に教えてください。
日立造船株式会社は1881年の創業以来、長きにわたり世界の海事産業を支えてきた会社です。
現在は、当社グループの基本理念「Hitz Value」、2050年に⽬指す姿「サステナブルビジョン」、ならびに2030年に向けた経営戦略「2030 Vision」で構成する新しい経営体系を構築しています。
事業内容
日立造船株式会社の事業について教えてください。
日立造船株式会社の事業は、「環境」「機械・インフラ」「脱炭素化」「その他」の4つに分けられます。
◆日立株式会社の事業
- 環境
- エネルギー
- 造水・水処理
- 機械・インフラ
- FA・フィルム製造加工設備、精密鋳造品
- 食品・医薬・滅菌機器・フィルタープレス
- 電子制御機器
- 社会インフラ・防災設備
- 脱酸素
- 舶用機器
- プラント機器
- 電気分解技術・メタネーション
- 風力発電
- その他
- 産業用マテリアル
- 受託生産
今回は「脱酸素」の中の「舶用機器」についてご紹介します!
舶用SCRシステム
陸上のプラント用として実績のあった排気ガスからPM2.5原因物質でもあるNOxを除去する脱硝技術を応用し、NOx3次規制に適合する2ストローク舶用ディーゼルエンジン向けSCRシステムを世界で初めて完成させました。
この舶用SCRシステムは、2009年から当社が舶用ディーゼルエンジンのライセンサーであるMAN Energy Solutions社と共同開発しており、2014年から営業を開始しています。
★主な特徴
- 過給機上流側の高温・高圧な排気ガスを利用するため、触媒容量が少なくて済み、コンパクト化を実現しています。
- 過給機応答性に関する課題をSCRシステム系統内に設けられた複数のバルブ制御により解決し、従来の機関と同等の応答性・追随性を有しています。
- NOxを無害な窒素と水にする還元剤に尿素水を用いるなど、より安全、より使いやすいシステムです。
- 低硫黄燃料と高硫黄燃料の両方に対応したシステムです。
- 機関室における機器配置に柔軟に対応するために、複数のラインナップから選定しています。また、機器配置の負担を軽減するために、運転データに基づいたシステムのコンパクト化を進めています。
- MAN B&W型エンジンのみならず、Win GD型エンジンにも適用可能なシステムです。
舶用海洋生物付着防止装置
1967年より海洋生物付着防止装置であるダイキカピオネーター、ダイキハイクロレーター合わせて2,000台以上を納入しご好評を頂いております。
海水中に生息する生物が各種船舶で使用される、海水系の配管、復水器、各種冷却器、サニタリー等に付着繁殖することにより、配管内の目詰まりや流れが妨げられ、多大な被害を生じさせる事があります。ダイキカピオネーター、ダイキハイクロレーターは、優れた技術により、海水中に生息する生物の配管への付着繁殖を防止します。
ダイキカピオネーター (銅イオン式海洋生物付着防止装置)
ダイキカピオネーターは、電気分解によって、銅およびアルミニウムイオンを発生させ、海水ラインに防汚被膜を形成させ、海洋生物の付着成長を防止します。
船内に電解槽を設置し、銅イオンを発生させシーチェストへ注入する「電解槽型カピオネーター」、シーチェスト内へ直接電極を設置する「シーチェスト型カピオネーター」を取り揃えております。
★特徴
- 塩素注入式に比べ、少ない電力での運転が可能です。
- 僅かなイオン注入量で高い効果を実現し、海水汚染の心配がありません。
- 電解槽型カピオネーターでは、船内での電極交換が可能です。
- 日常的な保守点検はほぼ不要で、制御盤に表示される電圧、電流値のチェックのみとなります。
ダイキハイクロレーター(塩素式海洋生物付着防止装置)
ダイキハイクロレーターは、海水を直接電気分解することによって次亜塩素酸ソーダを生成させシーチェストに注入し、海水を殺菌し海洋生物の付着によるトラブルを防止します。
★特徴
- 自社開発製造した高性能、高耐久性電極を使用しており、電極寿命が長くメンテナンス費用の削減が可能です。
- 操作が簡単で無人連続運転が可能です。
- 使用海水量に応じた防汚処理が容易です。
- 生成する次亜塩素酸ソーダは、水道水の消毒に使用される安全性の高いものです。
脱硝装置・脱硝触媒
工場や発電所の煙突より排出される排ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)は、太陽の強い紫外線を受けることによって、光化学オキシダントやPM2.5粒子を生成し、人体や植物に悪影響を与えます。
また、NOxは大気中で化学反応を起こし硝酸となり、湖沼や河川、土壌を酸化させ植物や生物に悪影響を与える酸性雨の原因にもなります。当社は、このNOxをアンモニアと反応させて分解し、無害化する脱硝触媒および脱硝システムを提供し、大気汚染の軽減に貢献します。
脱硝装置
火力発電所やごみ焼却発電施設、化学プラントなどの固定施設や舶用ディーゼルエンジンから排出される燃焼ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を、アンモニアと反応させて窒素と水に分解し無害化することにより、NOxの排出量を低減します。
★脱硝装置の構成
脱硝装置は、脱硝触媒、脱硝反応器、アンモニア注入装置、アンモニア希釈装置、アンモニア貯蔵供給設備などから構成されます。
★脱硝触媒
1969年に脱硝触媒の開発を開始し、1973年に製品化して以来、改良を重ねて2016年より現有製品NOXNON800の供給を開始しています。
本製品を、日本国内に留まらず米国、中国など世界各地に供給しています。
★触媒(NOXNON800)の特長
- 幅広い反応温度域に対応可能
- 多種、多様な燃料に対応可能
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日立造船の技術
地球環境を守り人々の暮らしを支えるために、最先端分野の開発はもちろんのこと、地球温暖化対策、再生可能エネルギーを含むエネルギーと資源の有効活用のために日々研究開発に挑んでいます。
●設計技術
- 機械シミュレーション技術
- 流体シミュレーション技術
- 構造解析・構造実験技術
- 材料設計技術
●製造技術
- 先進溶接技術
- 製造自動化
●製品化技術
- 化学技術
- 深紫外線殺菌技術
●サービス・保守
- 人工知能技術
- 電子技術
- 材料評価技術
紹介動画
会社概要
社名
日立造船株式会社
創業年月日
1881(明治14)年 4月 1日
設立年月日
1934(昭和 9)年 5月29日
本社所在地
【本社】
〒559-8559
大阪市住之江区南港北1丁目7番89号
【東京本社】
〒140-0013
東京都品川区南大井6丁目26番3号 大森ベルポートD館15階
代表者
取締役社長兼CEO 三野 禎男(みの さだお)
資本金
45,442,365,005円(2023年3月31日現在)
事業内容
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント、上下水・汚泥再生処理プラント、
舶用エンジン、プレス、プロセス機器、精密機械、橋梁、水門、防災関連機器等の設計・製作など
従業員数(連結)
11,400名(2023年3月31日現在)
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